【開催案内】地下空間の防災・減災セミナー 地下空間の防災に関わる取り組み-名古屋・大阪・福岡を事例として-

2019年6月7日

 大地震に伴う津波やスーパー台風による高潮、激しい集中豪雨や洪水などの浸水により、甚大な都市水害の発生が懸念されています。特に、都市にある地下空間は水害の危険度が高く、十分な検討が必要といえます。また、現在、地下空間(地下鉄や地下街など)は高度に発展した価値ある都市システムのひとつです。地下空間の快適性、利便性を求める一方で、水災、火災などの備えを十分に検討する必要があります。
本セミナーでは、地下空間における水害の危険性、地下街の浸水被害への対応事例とそれに関わる研究成果を話題提供いただき、セミナー開催地の福岡における都市浸水の状況とそれに対する地下空間の取り組みを紹介して、今後取り組むべき課題やその解決策について参加者全員で総合的な議論を展開しようとするものであります。

【開催案内】第9回維持管理セミナー -定期点検要領改訂(トンネル・橋梁)のポイント-

2019年4月27日

 土木学会 地下空間研究委員会 維持管理小委員会では,地下構造物の維持管理に関して早くから問題意識を持ち,1996年度から今まで様々な取り組みを行ってきました.そして,それらの研究成果を,広くアセットマネジメント研究の一助となることを願って,書籍の出版,地方都市におけるセミナー開催(過去8回開催)等により,外部に発信する活動を行ってきました.
 今回,その活動の一環として,土木構造物の維持管理実務に携わる方を対象に,セミナーを開催いたします.今回のセミナー内容は,地下空間の維持管理に関わるトピックスとして,橋梁やトンネルなどの道路構造物に義務付けられていた5年に1回の定期点検が2018年度で一巡することを受け改訂される「定期点検要領」に関する最新のトピックスを予定しております.また,講演後は,講演内容を踏まえたパネルディスカッションを予定しております.
 会員・非会員を問わず土木構造物の維持管理実務に携わる方々のご参加をお待ちしております.なお,本セミナーは,土木学会継続教育(CPD)プログラム(3.8単位)です。

【募集案内】「第25回地下空間シンポジウム」論文募集

2019年3月26日

 地下空間研究委員会では,健全で豊かなゆとりのある地下空間の現実に向けた情報発信や意見交換を目的として,毎年1月に地下空間シンポジウムを開催しています。シンポジウムでは,地下空間利用に関する計画,防災,心理,維持管理,建設,環境,空間デザイン,普及など幅広いテーマに関する論文発表の場を設けております。優れた論文に対する表彰も行っておりますので,会員・非会員を問わず,奮ってご投稿下さい。論文は査読付き論文と一般投稿論文に分けて募集します。詳しくは下記内容をご確認ください。

【表彰】第24回地下空間シンポジウム論文表彰者

2019年2月1日

第24回地下空間シンポジウム(2019年1月25日開催)の論文発表において,下記2件の方々が講演優秀賞を受賞されました。

■講演優秀賞(一般投稿論文)

「地下浸水時の人体に作用する流体力とその危険性に関する実験的研究」
岡本 隆明 殿(京都大学大学院)
戸田 圭一 殿
當麻 泰史 殿
石垣 泰輔 殿

■講演優秀賞(一般投稿論文)

「トンネル火災時の水噴霧設備運用による火勢抑制効果に関する検討」
菊本 智樹 殿(株式会社エコープラン)
坂口 琢磨 殿
青木 貞憲 殿
咲間 健一 殿

以上

【開催案内】第6回人にやさしい地下空間セミナー「地下空間と色彩─都市景観における色彩とは─」

2018年12月26日

  色彩は私達の周りにある景観を構成するすべての要素と関係している。また人間は700万とも800万とも言われる膨大な数の色彩を見分ける能力を持っている。色彩は私達が暮らす世界を美しく彩る。この魅力的な景色をつくる色彩とは一体何だろうか。そして、色彩は何故このように魅力的な振る舞いをするのだろうか。
 今回のセミナーでは、まず自然界における色彩のあり方を考えてみたい。そして、人間は自然の色彩の在り方に学び都市の色彩をデザインしてきた。現在、堅牢で発色の良い顔料も多く開発され、高度に人工化された都市空間で人間は自由に色彩を使える技術を獲得したが、都市空間における色彩は永い時間を掛けて自然がデザインしてきた色彩のあり方と本質的には変わらないように見える。都市における色彩はどのようにデザインされているのか。そして地下空間は都市空間においても、極度に人工的な空間に見えるが、自然界がデザインしてきた色彩のあり方を知り、その展開方法を探ることによってさらに快適な地下空間が生まれるのではないだろうか。

【ダウンロード】第24回地下空間シンポジウム論文集データダウンロードについて

2018年12月1日

◆参加申込みをされた方は,事前にシンポジウム論文のPDFファイルをダウンロードできます.(シンポジウム当日まで)
 CD版の論文集は,当日会場にてお渡しします.

◆ダウンロードにはIDおよびパスワードの入力が必要です.
 ID,パスワードは郵送された参加案内に記載もしくは別途メールでご連絡致します.

◆ファイルはセッション単位ごと(5~6論文),または1論文ごとにダウンロードできます.
 下記または添付のプログラムをご確認の上,ダウンロードしてください.

◆まだ参加申込みをされていない方は土木学会ホームページ(http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)から、お申込みください.

【開催案内】地下空間の防災・減災セミナー2018(大阪)

2018年10月23日

 都市にある地下空間は、大地震に伴う津波やスーパー台風による高潮、激しい集中豪雨や洪水などによる浸水によるリスクを回避する対策が必要といえます。
 本セミナーでは、地下空間の防災・減災対策とその課題について、浸水の危険性、災害時の避難行動、整備・管理上の課題についての現状や研究成果について話題提供をいただき、それらをもとに、今後取り組むべき課題やその解決策について参加者全員で総合的な議論を展開しようとするものであります。
 豪雨による災害が頻発するようになり、特に、地下空間における水害対策の意識は高まっています。このような中で、大規模な地下街・地下鉄を有する大阪で本セミナーが開催される意義は大きいものと考えます。

【開催案内】第08回地下空間維持管理セミナー

2018年10月1日

 土木学会 地下空間研究委員会 維持管理小委員会では,地下構造物の維持管理に関して早くから問題意識を持ち,1996年度から今まで様々な取り組みを行ってきました.そして,それらの研究成果を,広くアセットマネジメント研究の一助となることを願って,書籍の出版,地方都市におけるセミナー開催(過去7回開催)等により,外部に発信する活動を行ってきました.
 今回,その活動の一環として,土木構造物の維持管理実務に携わる方を対象に,セミナーを開催いたします.今回のセミナー内容は,主に「土木構造物の維持管理」に関する最新のトピックスを予定しております.また,講演後は,講演内容を踏まえたパネルディスカッションを予定しております.
 会員・非会員を問わず土木構造物の維持管理実務に携わる方々のご参加をお待ちしております.なお,本セミナーは,土木学会継続教育(CPD)プログラム(3.5単位)です。

【開催案内】見学会/「東京ミッドタウン日比谷」地下空間─都市再生に貢献する地下空間─

2018年9月25日

 2018年3月29日にグランドオープンした「東京ミッドタウン日比谷」は、東京の新たなビジネス・文化交流・情報発信拠点として大きな注目を集めています。三井不動産株式会社により、都市再生特別地区の都市計画提案制度を活用して開発され、都市再生への貢献として、①周辺地区や地下鉄駅をつなぐ歩行者中心の基盤整備、②国際競争力を高める都市機能の導入、③防災機能の強化と環境負荷低減が示されています。なかでも、地下においては、日比谷線と千代田線のそれぞれの日比谷駅を結ぶバリアフリー動線が整備されています。そして、その間には約1,200㎡の地下広場が設置されるとともに、その両側には賑わい施設が配置され、魅力的な地下空間が形成され、トラフィック機能だけでなく滞留機能も備わる優れた場が創造されています。これら地下空間は、大手町から東銀座につながる長大な地下ネットワークの一翼を担う役割もあります。今回は、都市再生に貢献する地下空間の形成と実践の観点から見学会を実施します。

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