2019年6月7日
大地震に伴う津波やスーパー台風による高潮、激しい集中豪雨や洪水などの浸水により、甚大な都市水害の発生が懸念されています。特に、都市にある地下空間は水害の危険度が高く、十分な検討が必要といえます。また、現在、地下空間(地下鉄や地下街など)は高度に発展した価値ある都市システムのひとつです。地下空間の快適性、利便性を求める一方で、水災、火災などの備えを十分に検討する必要があります。
本セミナーでは、地下空間における水害の危険性、地下街の浸水被害への対応事例とそれに関わる研究成果を話題提供いただき、セミナー開催地の福岡における都市浸水の状況とそれに対する地下空間の取り組みを紹介して、今後取り組むべき課題やその解決策について参加者全員で総合的な議論を展開しようとするものであります。
行事コード | 未定 |
略称 | 防災・減災セミナー |
日 時 | 2019年7月20日(土)13:30~17:00 | 主 催 | 公益社団法人 土木学会(担当:地下空間研究委員会) |
場 所 | 福岡大学図書館1階多目的ホール1(〒814-0180 福岡市城南区七隈八丁目19番1号) |
定 員 | 100名(申込者多数の場合は先着順)を予定 |
参加費 | 無料(事前申込制) |
講習会内容 |
●セミナー内容(予定): 13:30~13:40 開会のあいさつ及び趣旨説明 (馬場 康之:土木学会地下空間研究委員会防災小委員長,京都大学准教授) 13:40~14:10 地下空間研究委員会の活動紹介と名古屋の都市浸水に関する検討事例 (武田 誠:土木学会地下空間研究委員会幹事長,中部大学教授) 14:10~14:40 大阪梅田地域の内水氾濫による地下空間浸水とその対応 (尾崎 平:関西大学准教授) 14:40~15:10 地下街防災推進事業の実施報告と今後の地下街のあり方 (大森 高樹:日建設計シビル) 15:10~15:20 休憩 15:20~15:50 福岡市の都心部における浸水対策 (藤井 良和:福岡市道路下水道局計画部下水道事業調整課長) 15:50~16:20 天神地下街の浸水対策について(仮) (下野 章:福岡地下街開発(株)管理部防災センター所長) 16:20~17:00 全体討論 |
申込方法 | 土木学会ホームページ「本部主催行事の参加申込」にてお申込み下さい. | 申込締切日 | 2019年7月13日(土) |
詳細:地下空間研究委員会ホームページ
※本セミナーは土木学会継続教育CPDポイントプログラムです.(3.3単位)
※申込みに関してのお願い
①申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください.なお,締切日以降の事前受付は致しません.ただし,定員に余裕がある場合は,行事当日に会場にて受付致します.
②申込後,やむを得ずキャンセルされ場合は,開催日の1週間前までに研究事業課宛にご連絡ください.
■お問合せ先
公益社団法人土木学会研究事業課 工藤修裕
TEL 03-3355-3559/FAX 03-5379-2769/E-mail:kudo@jsce.or.jp
以上
添付 | サイズ |
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01開催案内.pdf | 150.73 KB |