第22回地下空間シンポジウム「安全・安心な社会の形成に向けて~地下空間の維持更新と機能向上~」

2016年11月30日

 「地下空間研究委員会」では、健全で豊かなゆとりのある地下空間を現実のものとするために、土木工学のみならず、都市計画、建築、法律、医学、心理学、福祉、さらには芸術、経済学の分野までをも包含・総合化した“地下空間学”の確立を目指した研究活動を続けており、年間活動の集約の場として毎年シンポジウムを開催しています。
 このシンポジウムでは、『地下空間利用』という観点から、これに関する計画、建設、防災、維持管理、環境、心理、空間デザイン、普及など、幅広い問題にわたり意見・情報交換を行い、建設的で充実した議論を行いたいと考えております。今回は、「安全・安心な社会の形成に向けて~地下空間の維持更新と機能向上~」をテーマとして取り上げております。地下空間を活用した各種施設も新設から維持更新の時代に移り変わってまいりました。また、それとともに建設当時と社会経済状況も大きく異なり,新たなニーズに対応した施設の機能向上が求められています。都市機能を支える地下空間の維持更新と機能向上をどのように進めていくべきか,皆様とともに考えていきたいと思っております。
 会員・非会員を問わず、多数の方々のご参加をお待ちしております。

  

第2回人にやさしい地下空間セミナー 地下空間のわかりやすさとは─人の感覚と空間認識に着目して─

2017年2月7日

 地下街や地下歩道、地下鉄駅コンコースなど都市の地下空間には、避難誘導表示や案内サインだけでなく、さまざまな商業広告などが溢れており、誰もが安心して利用できる分かりやすい空間になっているとはいえません。地下空間では、その特性である閉鎖性や均一なデザインから、ともすると方向感覚を失うことがあります。ネットワーク化が進む地下空間において、わかりやすい空間形成と避難誘導表示や案内サインの整理が求められています。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、海外の旅行者や、障害を持つ方々が日本を訪れる機会が増えてきます。また、今後迫りくる高齢化社会にも対応した空間形成や案内方法について検討する必要があります。 第1回セミナーでは地下空間における避難誘導表示・案内サインや照明環境に着目しましたが、本セミナーでは、人の感覚と空間認識について、最近の状況や研究成果について話題提供をいただき、それらをもとに、今後取り組むべき課題やその解決策について、参加者全員で総合的な議論を展開しようとするものです。

(京都大学防災研究所 研究集会)極端気象下に地下の水災害にいかに備えるか?

2016年10月18日

 大地震に伴う津波やスーパー台風による高潮、激しい集中豪雨や洪水などによる浸水により、甚大な都市水害の発生が懸念されている。その際に、特に地下空間は十分な備えが必要である。ここでは、地下空間の水害時の危険性、浸水時の人間の避難行動、地下空間の整備・管理の方法等に関する最近の研究成果についていくつか話題提供をいただき、それらをもとに、今後取り組むべき課題やその解決策について総合的な議論を展開する。

第1回人にやさしい地下空間セミナー開催案内

2016年8月9日

 地下街や地下歩道、地下鉄駅コンコースなど都市の地下空間には、避難誘導表示や案内サインだけでなく、さまざまな商業広告などが溢れており、誰もが安心して利用できる分かりやすい空間になっているとはいえません。
地下空間では、その特性である閉鎖性や均一なデザインから、ともすると方向感覚を失うことがあります。ネットワーク化が進む地下空間において、避難誘導表示や案内サインの整理とわかりやすい表示が求められています。
特に非常時における避難誘導表示や案内サインの役割は重要であり、そのわかりやすさが不可欠です。2020 年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、海外の旅行者や、障害を持つ方々が日本を訪れる機会が増えてきます。また、今後迫りくる高齢化社会にも対応した案内方法について検討する必要があります。本セミナーでは、地下空間における避難誘導表示・案内サインや照明環境について、最近の状況や研究成果について話題提供をいただき、それらをもとに、今後取り組むべき課題やその解決策について、参加者全員で総合的な議論を展開しようとするものです。

第2回維持管理セミナーの開催について

2016年6月17日

 維持管理小委員会では,地下構造物の維持管理に関して早くから問題意識を持ち,1996年度から今まで様々な取り組みを行ってきました.そして,それらの成果を,広くアセットマネジメント研究の一助となることを願って,書籍の出版,セミナー開催等により,外部に発信する活動を行ってきました.今回,その活動の一環として,トンネル維持管理実務に携わる方を対象に,セミナーを開催いたします.
 セミナー内容は,6月に土木学会により公表された「インフラ健康診断書(道路部門試行版)」の概況(トンネル),トンネルを対象としたマネジメントシステムの検討・導入事例および笹子トンネル事故以降,会計検査に維持管理の実施状況も対象となっている現状を踏まえ,法的視点からみた維持管理など,維持管理における最新のトピックスを予定しております.また,講演後は,講演内容を踏まえた全体討議を予定しております.
 会員・非会員を問わず維持管理実務に携わる方々,特に構造物を管理されている自治体の方々のご参加をお待ちしております.

夏休み親子現場見学会開催について

2016年6月14日

東京メトロ東西線輸送改善の一環である南砂町駅改良工事の建設現場を見学するもので、工事の様子を見学した後に地下鉄博物館で地下鉄建設に関する知識を学んで頂きます。

「第22回地下空間シンポジウム」開催と論文募集

2016年4月13日

 「地下空間研究委員会」では,健全で豊かなゆとりのある地下空間を現実のものとするために,土木工学のみならず,都市計画,建築,法律,医学,心理学,福祉,さらには芸術,経済学の分野までをも包含・総合化した“地下空間学”の確立を目指し,「第22回地下空間シンポジウム」を開催いたします. このシンポジウムでは,地下空間利用に関する計画,防災,維持管理,環境,心理,空間デザイン,普及など幅広い問題にわたり意見・情報交換を行い,建設的で充実した議論を行いたいと考えております. 論文は査読付き論文、一般論文に分けて募集いたします。会員・非会員を問わず,多数の方々のご応募をお待ちしております.なお,論文投稿はすべてインターネットにて受付を行います.論文投稿にあたりましては,下記内容を充分にご確認頂く様お願いいたします.

募集を締め切りました.

■ シンポジウム

地下空間の防災・減災セミナー 対策とその課題ー大阪・神戸を事例としてー

2016年1月27日

都市にある地下空間は、大地震に伴う津波やスーパー台風による高潮、激しい集中豪雨や洪水などによる浸水、火災によるリスクを回避する対策が必要といえます。

本セミナーでは、地下空間の防災・減災対策とその課題について、浸水や火災の危険性、災害時の避難行動、整備・管理上の課題についての最近の現状や研究成果について話題提供をいただき、それらをもとに、今後取り組むべき課題やその解決策について参加者全員で総合的な議論を展開しようとするものであります。

平成27年の水防法改正には地下街等の浸水対策が記載されるなど、地下空間における水害対策の意識は高まっています。このような中で、大規模な地下街・地下鉄を有する大阪で本セミナーが開催される意義は大きいものと考えます。

■ セミナー

第21回地下空間シンポジウム

2015年11月30日

 「地下空間研究委員会」では、健全で豊かなゆとりのある地下空間を現実のものとするために、土木工学のみならず、都市計画、建築、法律、医学、心理学、福祉、さらには芸術、経済学の分野までをも包含・総合化した“地下空間学”の確立を目指し、「第21回地下空間シンポジウム」を開催いたします。   

募集を締め切りました.

■シンポジウム(CPD対象)

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