2016年8月9日
地下街や地下歩道、地下鉄駅コンコースなど都市の地下空間には、避難誘導表示や案内サインだけでなく、さまざまな商業広告などが溢れており、誰もが安心して利用できる分かりやすい空間になっているとはいえません。
地下空間では、その特性である閉鎖性や均一なデザインから、ともすると方向感覚を失うことがあります。ネットワーク化が進む地下空間において、避難誘導表示や案内サインの整理とわかりやすい表示が求められています。
特に非常時における避難誘導表示や案内サインの役割は重要であり、そのわかりやすさが不可欠です。2020 年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、海外の旅行者や、障害を持つ方々が日本を訪れる機会が増えてきます。また、今後迫りくる高齢化社会にも対応した案内方法について検討する必要があります。本セミナーでは、地下空間における避難誘導表示・案内サインや照明環境について、最近の状況や研究成果について話題提供をいただき、それらをもとに、今後取り組むべき課題やその解決策について、参加者全員で総合的な議論を展開しようとするものです。
行事コード | 54603 |
略称 | 心理セミナー |
日 時 | 2016年10月19日(水)17:30~20:30(受付開始17:00) | 主 催 | 土木学会 地下空間研究委員会(担当:心理小委員会) |
場 所 | NSRIホール(東京都千代田区飯田橋2-7-5 明治安田生命飯田橋ビル2階) |
定 員 | 80名(事前申込制) |
参加費 | 無料 |
講習会内容 |
●プログラムおよび講師(予定): 17:30~17:40 開会挨拶 セミナー開催にあたって (石田 敏郎:心理小委員会委員長,早稲田大学) 17:40~18:30 話題提供「地下空間におけるサイン計画とは」 (須田 武憲:株式会社ジイケイ設計代表取締役社長) 18:30~19:20 話題提供「輝度コントラストを用いた公共空間の視環境設計」 (中村 芳樹:東京工業大学教授) 19:20~20:20 意見交換 (市原 茂:心理小委員会委員,首都大学東京名誉教授) 20:20~20:30 閉会挨拶 |
申込方法 | 土木学会ホームページ「本部主催行事の参加申込」にてお申込み下さい. ※申込みに関してのお願い ①申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください.なお,締切日以降の事前受付はいたしません.ただし,定員に余裕がある場合は,行事当日に会場にて受付いたします. ②申込後,やむを得ずキャンセルをされる場合は,開催日の1週間前までに研究事業課宛にご連絡ください. |
申込締切日 | 2016年10月12日(水)【必着】 |
詳細:地下空間研究委員会ホームページ
※本セミナーは土木学会継続教育CPD(3.0単位)ポイントプログラムです.
■お問合せ先
公益社団法人土木学会研究事業課 小川祐司
TEL 03-3355-3559/FAX 03-5379-2769/E-mail:ogawa@jsce.or.jp
以上
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第1回ひとにやさしい地下空間セミナー | 117.43 KB |