2019年8月20日
都市景観は一般に、視覚を中心に把握されます。しかし、ランドスケープにとって、常にその重要な本質を担っているのが「音の風景(サウンドスケープ)」です。「音風景を手掛かりとした都市環境の把握」には、都市景観の一要素としての音に注意を喚起をすることのみならず、「聴覚」を手がかりに五感さらには全身感覚によって景観をとらえることの大切さを説くこと、さらには「土地の記憶を発掘・発信・発信する」等の意味や意義があります。
視覚が本来の機能を発揮しにくい地下空間において、どのような音風景の現場が展開しているのでしょうか? 今回のセミナーでは、国内外のフィールドワークから、環境文化的に興味深い事例を紹介すると共に、地下空間の音風景をテーマにしたいくつかのデザイン活動事例を解説・考察・提案します。
以上を踏まえ最終的には、これからの都市景観計画の課題と展望を、皆で考えていきたいと思います。
行事コード | 54906 |
略称 | 地下空間セミナー |
日 時 | 2019年9月19日(木)17:00~20:00(受付開始16:30) | 主 催 | 土木学会 地下空間研究委員会(担当:心理小委員会) |
場 所 | 土木学会 講堂(東京都新宿区四谷1丁目 外濠公園内) |
定 員 | 80名(事前申込制) |
参加費 | 無料 |
講習会内容 |
●プログラムおよび講師(予定): 17:00~17:10 開会挨拶 心理小委員会委員長 須田 武憲(株式会社GK設計 代表取締役) 17:10~18:40 「地下空間とサウンドスケープ」 パネリスト : 鳥越 けい子 氏 (音風景研究・計画家・青山学院大学 総合文化政策学部 教授) 18:40~18:50 休憩 18:50~19:50 全体討議 モデレーター:須田 武憲 19:50~20:00 閉会挨拶 |
申込方法 | 土木学会ホームページ「本部主催行事の参加申込」にてお申込み下さい. | 申込締切日 | 2019年9月12日(木) |
詳細:地下空間研究委員会ホームページ
※本セミナーは土木学会継続教育CPDポイントプログラムです.
■お問合せ先
公益社団法人土木学会研究事業課 工藤修裕
TEL /E-mail:kudo@jsce.or.jp
以上
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01開催案内.pdf | 436.42 KB |