2017年2月7日
地下街や地下歩道、地下鉄駅コンコースなど都市の地下空間には、避難誘導表示や案内サインだけでなく、さまざまな商業広告などが溢れており、誰もが安心して利用できる分かりやすい空間になっているとはいえません。地下空間では、その特性である閉鎖性や均一なデザインから、ともすると方向感覚を失うことがあります。ネットワーク化が進む地下空間において、わかりやすい空間形成と避難誘導表示や案内サインの整理が求められています。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、海外の旅行者や、障害を持つ方々が日本を訪れる機会が増えてきます。また、今後迫りくる高齢化社会にも対応した空間形成や案内方法について検討する必要があります。 第1回セミナーでは地下空間における避難誘導表示・案内サインや照明環境に着目しましたが、本セミナーでは、人の感覚と空間認識について、最近の状況や研究成果について話題提供をいただき、それらをもとに、今後取り組むべき課題やその解決策について、参加者全員で総合的な議論を展開しようとするものです。
行事コード | 54606 |
略称 | 心理セミナー |
日 時 | 2017年2月7日(火)17:00~20:30(受付開始16:30) | 主 催 | 土木学会 地下空間研究委員会(担当:心理小委員会) |
場 所 | 土木学会 講堂(東京都新宿区四谷1丁目 外濠公園内) |
定 員 | 80名(事前申込制) |
参加費 | 無料 |
講習会内容 |
●プログラムおよび講師(予定): 17:00~17:10 開会挨拶 セミナー開催にあたって (石田 敏郎:心理小委員会委員長,早稲田大学人間科学研究科教授) 17:10~18:00 話題提供「視覚障害者に学ぶ音と空間認知」 (太田 篤史:福祉のまちづくり学会 身体と空間特別研究委員会委員,元横浜国立大学 建築環境工学研究室 特別研究員) 18:00~18:50 話題提供「五感に訴える空間デザインの可能性」 (原 利明:鹿島建設株式会社 建築設計本部 品質技術管理グループ) 19:00~20:00 意見交換 (市原 茂:心理小委員会委員,首都大学東京名誉教授) 20:00~20:05 閉会挨拶 20:05~20:30 名刺交換等 |
申込方法 | 土木学会ホームページ「本部主催行事の参加申込」にてお申込み下さい. | 申込締切日 | 2017年1月31日(火)【必着】 |
詳細:地下空間研究委員会ホームページ
※本セミナーは土木学会継続教育CPD(3.0単位)ポイントプログラムです.
■お問合せ先
公益社団法人土木学会研究事業課 小川祐司
TEL 03-3355-3559/FAX 03-5379-2769/E-mail:ogawa@jsce.or.jp
以上
添付 | サイズ |
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第2回ひとにやさしい地下空間セミナー | 174.5 KB |