2017年11月6日
今回の見学会は、昨年の『東京駅周辺地下空間ネットワーク-地下歩行空間のネットワーク形成の歴史-』に引き続きの見学会です。
東京駅周辺の大手町・丸の内・有楽町地区(以下、大丸有地区)は、面積約120haに、地下鉄7路線13駅があり(半径300mの駅勢圏で全域カバー)、八重洲から東銀座に至る総延長約18kmの地下歩行空間のネットワークが整備されています。この「地下歩行空間ネットワーク」は「地上の歩行空間」とともに、高度に集積した業務機能・交流機能を有する大丸有地区の「インフラ」として、就業者(24万人)や来街者など人々の日々の活動を支えています。
この地区の地下歩行空間のネットワークは、戦後、丸の内線の開業にはじまり、日比谷線、千代田線・三田線、半蔵門線など各路線の開業に合わせて、ラッチ外コンコースを骨格(幹線)として形成されてきました。この骨格形成から約半世紀を迎えようとしています。
近年、大丸有地区ではビルの建て替えが進んでいます。同時に『まちづくりガイドライン』にしたがい、街並みや景観の形成、広場空間、歩行空間の再整備が進められています。地下歩行空間についても、地上の歩行空間と連携した整備方針が定められており、既設の地下鉄駅やラッチ外コンコースを中心とした地下歩行空間ネットワークの改良が進んでいます。また、各ビル地下階を連絡する形でのネットワークの拡充が進んでいます。
今回は、大丸有地区の都市再生に合わせて進められている、地下歩行空間ネットワークの改良と拡充について各事業者から説明をいただき、その現地を見学します。
行事コード | 547-8 |
略称 | 地下空間見学会 |
日 時 | 2017年12月12日(火)13:30~17:30 | 主 催 | 公益社団法人 土木学会地下空間研究委員会(担当:計画小委員会) |
場 所 | ECOZZERIA(エコッツェリア) 3×3ラボ サロン |
定 員 | 40名(先着順) |
参加費 | 無料 |
講習会内容 |
●プログラム(予定): 13:30~15:30 大丸有地区の地下歩行空間ネットワークの改良と拡充について(説明) 15:30~15:45 見学地点と要点について(説明) 15:45~17:30 見学(自由見学) |
申込方法 | 土木学会ホームページ「本部主催行事の参加申込」にてお申込み下さい. | 申込締切日 | 2017年12月5日(火) |
詳細:地下空間研究委員会ホームページ
※本セミナーは土木学会継続教育CPDポイントプログラムです.(4.0単位)
※申込みに関してのお願い
①申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください.なお,締切日以降の事前受付は致しません.ただし,定員に余裕がある場合は,行事当日に会場にて受付致します.
②申込後,やむを得ずキャンセルされ場合は,開催日の1週間前までに研究事業課宛にご連絡ください.
■お問合せ先
公益社団法人土木学会研究事業課 杉岡清博
TEL 03-3355-3559/FAX 03-5379-2769/E-mail:sugioka@jsce.or.jp
以上
添付 | サイズ |
---|---|
01東京駅周辺地下空間見学会.pdf | 186.92 KB |